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一段落

夕暮れ時のいつもの景色
 午後4時、3千平方メートル全体の豆の木が株を空に向けてひっくり返りました。
 やっと一段落です。

 と思いきや、さにあらず。
 もう次の行程が始まります。おじさんに順番が回ってきて、明日、乾燥機に豆の木を入れていただけることとなりました。
 量的には少量ですが、次の段階へ進んでいきます。

 それともう一つ。毎年何名かが来られるのですが、黒豆を株のまま買い求めていただきます。
 全て、枝豆狩りのファンばかりなのです。

 「まだ少しなましいんですが、自宅の方で日にあててほしてください。正月には十分間に合いますよ。」と。
 帰りには必ず「来年もよろしく。」と声をかけていただけます。本当に有難いことです。
 答えて、おじさんんも「もっといいものを作っておきますよ。」と。

 明日からも作業は続きます。
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いよいよ始まりました。

乾燥脱粒の開始
 1週間程度遅れて、我が生産組合の黒豆乾燥・脱粒作業が始まりました。
 第1回目ということで、たくさんの方が脱粒機を取り囲み、作業をしています。

 農家のおじさんはというと、今日も楽しい黒豆切り。葉を取った茎を1本、1本土から切り離して、茎を上下逆転させ乾燥させています。
 この後田んぼである程度乾燥させて、そのあと、乾燥場へ運びます。

 おじさんの豆は30日に乾燥機で乾燥させ、2日に脱粒される予定です。
 黒豆は2日間ほど選別作業の後出荷の予定です。

 このような作業が12月末まで続くこととなります。

黒豆畑での最終段階
 ところで、おじさんは今日も田んぼで夕陽を拝みました。

 作業の途中、突然現れた釣り仲間の大将、「手助けに来たぜ」とせっせと作業を開始。
 はかどりました。ありがとうございました。

 もう少し、もう少し。

農地・水・環境保全向上活動

 農地・水・環境保全向上活動がこの地域で実施し始めてまもなく4年になろうとしています。


 この地域でも、水路、農道の維持・改修、農業施設の改修等を実施したり、環境啓発活動としてクリーン作戦を実施しています。
 この補助金がなければ、昭和50年代に実施された土地改良により整備された農業施設の老朽化に対応できないような状況となっていただろうと思います。
 この補助金も予定では来年度で終わり。

 農家のおじさんたちは今後の施設の維持管理ですらどのように進めていけばと懸念しています。
 ここへ追いうちをかけようとしているのが「TPP」。
 今後の農業ってどうなるんですかねえ、農家集落ってどうなっていくんですかねえ。

 先般行われたクリーン作戦の活動メッセージで、
 「ひとりでできることは小さいことですが、みんなで額に汗してゴミ拾いをしている連帯感から地域への愛着が生まれます。私たちの住むまちは私たちの手で・・・・」
 とうたい、地域活動を実施しました。

 このような活動を続けていこうと、この活動の会を「アイガモの会」と命名し、毎月ニュースの発行もしています。現在40号号を発行中。

 また、国道372号沿いには「みんなで環境守ろうかい。ふるさと守ろうかい。」の看板を設置し啓発にも努めています。
 これこそが今後の農業の進むべき道ではないかとおじさん達は考えています。

 そんな話を集会の中でやってきました。

 と更新手続きをしていますと、時間も8時。いつものように出掛けますか。

 ではまた。

いつもの夕暮れ、しかし・・・

夕暮れ時のいつもの景色
 夕暮れ時、いつものように太陽が西の空に沈もうとしています。
 今日も一生懸命働きました。これから帰ってゆっくり休もう。という気分のする写真です。

 しかし、何かが違う。変化が生じています。それは何でしょうか?

逆さ向いた
 そうです。黒豆の木がひっくり返っています。
 葉を取り、幹を大地から切り離し、株元を上にして干しています。

 豆は、先の方から順次熟成・乾燥して行きます。本来であれば、株元まで熟成・乾燥するまで待って収穫するのが理想的なのでしょうが、それでは正月のおせち料理には間に合いません。

 そこで、このように強制的に熟成・乾燥させるのです。
 ところがこの方法に大敵がいます。それは、丹波地方の時雨です。

 少し乾くと雨、またしばらく経つと雨。悩ましい雨が降ってきます。

 そこで、おじさんが欲しかったものがあります。

待望のビニールハウス
 そうです。ビニールハウスです。ある程度乾燥した豆をこの中に入れ、乾燥させたうえで最終的に機械乾燥をして、脱粒します。
 そのビニールハウスを今年購入しました。

 しばらくは外で乾燥させた後、このビニールハウスが活躍してくれます。

 それまでは、切って、逆さ向けて、乾燥させての作業の繰り返しを行っていきます。

 「このビニールハウス元取れるのん。」農家のおばさんの声。
 「どき。」採算のことなど度外視。欲しいものは欲しい主義を貫いており、完全にどんぶり勘定。
 「大丈夫かなあ。心配、心配。赤字になりませんように。」

 皆さんよろしくお願いします。黒豆をお買い求めの予定の方は、丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」を。

 それから、更に厚かましいお願いですが、農家のおじさんは今年年末までに1,000拍手の到達を目指しています。この方でもご協力を合わせてお願いします。

一歩前進

黒豆畑の夕暮れ
 今日も黒豆の葉取り、明日も葉取り、その日々が続いてきましたが、やっと次の段階へ動き始めました。

 葉取りももう少し。まもなく大地から切り離す時期がきました。

 そして、明日からは生産組合も乾燥・脱粒作業が始まります。

 農家のおじさんは、奮発して、黒豆の仮乾燥をするためのビニールハウスを購入しました。

 状況はどんどん変化して行きます。

 明日はその様子を写真付きで説明して行きます。

 今日は少し疲れたのでこの程度にして眠ります。
 

晩秋の一場面

イチョウの木は今年も
 秋が深まってきた丹波篠山。国道372号沿いのイチョウの木も見事に色づいています。

根元にも
 イチョウの木の株元には黄色いイチョウの葉でいっぱい。

一面イチョウの葉
 隣の公園は黄色一色

歩道も黄色のじゅうたん
 国道の歩道は黄色いじゅうたんが敷き詰められています。

 農家のおじさんは、自家用車(軽トラック)に燃料を注入するためこの地を通った時、景色に見惚れ、思わず手持ちのカメラでパチリ。
 忙しくても、出掛けてみることは必要。

黒豆畑の夕暮れ
 こんなこともありましたが、おじさんは黒豆畑で黙々と。日が暮れるまで。
 しかし、日が暮れるのが早くなりました。4時ごろにはこの状態。

 明日も早くから頑張ります。

勤労感謝の日も

 あああ、勤労感謝の日もあっという間にすんでしまった。

 去年の勤労感謝の日は、農業祭をはじめ色々なところへ出掛けて行って写真を撮り、情報を得て、それをブログにのせる。そんな日々の繰り返しだったような気がします。

 しかし、今年はどうか。黒豆の栽培面積を増やした関係もあるとは思うが、その余裕すらみつからない。
 今日もひたすら、黒豆の葉を落とす作業を繰り返しています。

 朝は7時半から夕方4時半まで。昼休み葉1時半から13時まで。腰も痛くなります。足もだるくなります。
 あとこのような作業が3日ほどかかるかなあ。

 このような人件費を考えてみると、到底採算に合う仕事ではないよなあ。
 定年後の楽しみとしてやっているから、できるんだろうなあ。

 あと、何年この作業ができるかなあ。当面の目標は80歳。80歳まではがむしゃらに。
 80歳を過ぎれば、その時は又考えるさ。

 昨日、今日と字だけの飾り気のない記事ばかり。明日は何か飾り気のあるものを入れて書きます。

 明日の朝は気温が低くなり、豆には理想的な気温となる予定ですが、作業をするおじさんにとっては大変。
 明日は、カイロを持って出かけようかなあ。

久々の雨

 いつものように午前中は頑張りました。せっせ、せっせと単純作業の繰り返し。やっと今日までに半分程度の葉が茎から離れました。
 あと半分、いつまで続くことやら。
 今日組合長から電話。26日からいよいよ乾燥・脱粒作業を開始するとのこと。
 例年よりも4~5日遅れている様子。

 農家のおじさんなど、いつから乾燥してもらえるのか、その準備ができるのか未定。
 
 しかし、相当疲れている様子。肉体的な疲労よりも、単純作業の繰り返しから来る精神的疲労の方が大きい気がします。とはいえ、大したことではありません。ただ、単純作業に飽きてきただけかも知れません。

 そこへ、期待通りの雨。

 早速、レッテルづくりの最終調整を終えるとともに、黒枝豆でお世話になった宝塚のお店の大将にお礼のあいさつのも出掛けました。
 久しぶりにかぐ都会のにおい。気分転換になるなあ。

 世間では明日は勤労感謝の日。
 農家のおじさんにとっては、働けることに感謝する日。また、黒豆畑へ出掛けます。
 

昨日の出来事

 やはり、忙しい1日でした。ブログの更新を怠り、夜はぐっすり眠ってしまいました。

 そこで、みなさん、おはようございます。あさ、4時に目覚めましたが、新聞でネタ探しをするも、特に目新しいものは見つかりません。
 あるのは、政権批判。法務大臣の問責決議、やるのやらないの、・・・。
 やめさせるの、やめないの。

 飽きもせず、攻守所を変えて、ここ何年も続いています。もう、飽き飽きしています。
 早く辞めさせ、新しい展開を。景気対策、TPP、農政等々問題は山ほど。
  
 と、朝からまたまた、ぼやき、ぼやき。
 また、中国からにらまれていますよ。漁業監視船で。

 そうそう、昨日の農家のおじさんの出来事ですが、朝からは毎度おなじみ、黒豆の葉取り。まだまだ続いています。おばさんも見かねて手伝い。

 午後は、自治会長会の研修に出かけました。日常化した黒豆から少しでもと思いきや、
 会場では、講演が始まるまでは黒豆の話ばかり。
 「できが悪い。」「葉が落ちるのが遅い。」「猿が、イノシシが、鹿が」

 ついでに、市長の口から「猿対策のため、臨時職員を雇用します。」と。

 世の善男善女の皆さん。仕事をしようとすればいくらでもありますよ。
 しかし、その仕事で飯が食えるかどうかは保証できませんが。

 早速、講演が始まる。演題は「守れ いのちを!」

 結論は、「自助7、共助2、公助1で、自分のいのちは自分で守る。」、「コミュニティが地域を守る。」
「時間が生死を分ける。」

 公が職務から引っ込み思案となり、人と人との絆が希薄に、やっぱり自分しか、その自分が頼りない。
 どうすればいいのですか。

 こういう時代になってしまったのは、なぜ、なぜ、なぜなぜ・・・・・・。

とぼやきながら、雨がふるかもしてない黒豆畑へ出掛けます。

やっぱり農家のおじさんには

 たまの海の景色もいいですが、やはり農家のおじさんには

寒い朝
 この景色が良く似合う。

高城山
 この景色が最もふさわしい。やっぱりおじさんは農耕民族なんです。

 きょうの朝のニュースを聞いてびっくり。
 民主党の大規模農家優先の農政への転換。ますます自民党への回帰政策。

 今一度、考えてほしい。
 この農村の風景を、守ってきたのは誰か。この風景を守れるのは誰か。大規模農家だけでこの風景を守りきれるのか。
 むしろ、経営優先の大規模農家にはこの風景を守ることが却って苦痛になってしまうのではないか。
 この風景を守りきるのはやはり地域力以外にないのではないか。

 畔の草を刈る。水路の清掃を、ポイ捨てゴミを地域から排除する。
 一つ一つの行動が、ふるさとを、ふるさとの景色を守るんですよ。

 その政策こそが大切であり、その政策を忘れたとき、日本の農業をTPPへ売り渡してしまう結果となってしまうのです。
 日本のふるさとの崩壊は今に始まったのではありません。

 高度成長の時代、私たち団塊の世代は、高度成長の波に酔ってしまい、ふるさとを忘れてしまった。
 しかし、所得はうなぎ上りにあがっていったが、バブルの崩壊により、ふと自分の足元を見直してみると、・・・。

 この過ちを再び犯そうとしているのではないかと危惧する今日この頃です。
 今こそ、私たちは一番大切なものを再び発見、再生しなければならないのです。

 地道に、コツコツと働いている姿をみなおしてほしいとおじさんは思います。

 ぶつぶつ、ぶつぶつ、もう一つおまけで、ぶつぶつぶつ。

まっしぐら

まっしぐら
 丹波篠山、山家の猿が久々の海へ。
 朝3時起き。4時半自宅を出発。いつものコース。

 山の中でひぐらしているおじさんの心もわくわく。

 午前8時、いっせいに釣りのスタート。
 
 おじさん、すこぶる順調。1枚、2枚、3枚。次から次へとあがってくる。
 6枚、7枚。スタートから30分でこの出来栄え。
 「今日は貰った。」と思いきや、ぴたりとストップ。

 待てども、待てども、次があがってこない。

 30分、1時間。うきがびくりとも動かない。

 それまでに周りは、次から次へとあがってくる。鯛、シマアジ、ついにヒラマサ等青物も。

 トップを走っていたおじさんは、いつの間にか後ろから数えた方が早い順位となっている。

 11時30分ごろ、ここでウキが動いた。かすかな動き。うまくタイミングがあい、イサキをゲット。
 12時30分まで奮闘したが、結局鯛7枚とイサキ1枚。結果は10人中第6位。

 すこし、順位はあがったが、当初の意気込みはどこえやら

 「まだまだ修行が足りんのう。」
 

高城太郎の準備

高城太郎
 これが丹波篠山八上上産黒大豆「高城太郎」のレッテルですが、このレッテルは四角い容器を想定したものです。
 今年は、四角い容器に加えて円い容器を使うこととしました。
 このためのレッテルを準備すべく、いつもの方に出合いに。顔も覚えてもらい、「久しぶり」のあいさつもそこそこに、レッテルを注文。
 
 話をしている最中、ふとガラス戸を注目すると、このレッテルが張ってあるではないか。
 主いわく「見本で張っている。なかなか評判いいよ。」

 あたりまえでんがな。考えに考え抜いたレッテルでっせ。

 「これまで、小さい農家がこんなあほなことすることなかったわ。あんた暮らしや。閑に任せて。」と付け加えられた。おじさん自身もそう思っています。
 今年も採算を度外視して、PRに努めます。

 今日は、晴れたり、曇ったり、降ったり、降ったり。
 こんな天気でも、やはり黒豆畑へおじさんは足を運びます。

 しかし、明日は、定例会の日。朝4時に出発します。結果はどうなるかな。

ぼちぼちでんなあ。

葉が落ちる前
 葉はかなり枯れてきましたが、まだ、軸についたままの状態が4分の3以上。
 この状態では、豆もまだまだあおい状態。

 この状態で葉やその軸を落としてしまうと黒豆にとっては良いとは言えない。
 今年はやはり熟成が遅れている模様。

 処理前
 しかし、豆も人間と同じように成熟の早いもの、遅いものがある。
 成熟の早いものは、葉が軸から落ちてしまい、葉を支えていた軸も色が変わってしまっています。

 農家のおじさんは、この状態にまで成熟した豆の木を探し出し、軸を落としてしまいます。

処理完了
 軸を落とした状態がこれです。
 たくさんのさやが、主枝や周りの枝についています。
 これが丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」です。

 しかし、これで作業が終わりではありません。
 この状態でしばらく自然乾燥し、草刈り機で、切り取ったのち更に自然乾燥を続けます。

 今の状況では、11月一杯自然乾燥し、そののち機械乾燥、脱粒を行います。
 最終的には、機械であらかた選別し、更に人間の手で1粒、1粒選り分けをします。
 
 これらの作業はまたの機会に。

 とにかく手間をかけ、手間をかけて作り上げるのです。

昨日の車中では

 視察研修の車の中、話題はやはり黒豆の作柄と今後の作業に向けての情報交換。

 農家のおじさんも、視察先の農業生産組合は活動面であまりにも我が組合と差がありすぎるので、興味を示すような場面もなく、ひたすら情報交換に専心しました。

 普及センターからの黒大豆の生育状況によると、初期の生育には少し問題があったものの、7月、8月前半の枝別れや枝の伸長は順調に進んだ。
 しかし、8月の干ばつで開花が遅れ、一株当たりのさやの量は平年の80%程度。その後は持ち直し、平年並み。
 今年は、圃場により育成差が目立ったようです。

 黒豆の収量予想では、平年並みからやや不良。扁平粒の増加等が予想され、じっくりと成熟させ、乾燥・脱粒を行うのが重要。

 やはり、どこの地域においても生育状況が遅れており、乾燥・脱粒作業も少し遅れる模様とのこと。
 今年は充実した設備を持っている生産組合が比較的順調に進んでいくのではないか。

 ゆめゆめ、焦らず、成熟をじっと待つ。これが今年のもっとうのようです。
 
 丹波篠山八上上産黒枝豆「高城太郎」のファンの皆さん、じっくり待っていただき、12月初めの情報に十分注目してください。
 今年の情報をお知らせします。

 いずれにしても、天候に左右されやすい農業、いたしかたないですかねえ。
 農家のおじさんの黒豆畑は「まあ、まあ、そこそこ、ぼち、ぼちでんなあ。」というところですか。

 しかし、昨日の研修で新たな進化のヒントを得たような気がします。さらにご期待を・・・。

 今日は、久しぶりに作業に出るか。3日ぶりなので、その変化に期待。
 また、報告します。

生産組合の視察研修

 篠山市農業生産組合協議会の先進地視察研修に参加。
 行先は加古郡稲美町。加古川、明石の間にある近郊農業の盛んな地域だと説明を受ける。

 稲作中心だが、転作では麦、野菜等
 昭和60年ごろから生産組合を創立し、共同化事業を展開された。

 この当時は共同化事業にも減反政策と合わせて補助金が相当の割合で交付され、営農組合の経営に寄与したとの説明を受けました。
 現在も何とか順調に進んでいるが、定年退職した組合員が半ばボランティア、生きがいとして事業にかかわっている。
 今後の課題としては、後継者の育成の問題であり、なかなか順調には進まない。
 また、生産組合の活動による農業離れが生じている実態もある。
 概略以上の説明を受けました。

 順調に進んでいる団体、そうでない団体どちらにしても後継者の問題は避けて通れない課題だと認識しました。

 昼食のあと、今度は片倉チッカリン株式会社関西支店姫路工場を見学。

 有機肥料の出来上がっていく状況を見学した。この会社では、おじさんたちが黒豆を栽培するための肥料、「黒豆スペシャル」もこの会社で生産されているとのことです。

 それから、黒豆のうまみ成分を寄りますためのヒントもこの会社にあるような気がします。
 有機肥料の勉強をしっかりやっていきたいと思う研修でした。

 今回の研修は、あまりにも我が組合の現実とはかけ離れており、あまり現実感が湧きませんでしたが、大変な刺激を受けたことだけは事実です。

 私たち定年を迎えた団塊の世代が、今後の農業の維持に一役買わなんければ、どうしようもなくなってしまう。

 どうしようもなくなったものは荒れ放題。何とかしなければ。
 と思うのは、播州も丹波も同じことでした。

金山登山

金山城址本丸跡
 この山城は、明智光秀が織田信長の命を受け丹波攻めを実施したとき、黒井城と八上城を分断し、両国の同盟を弱体化させるために居城したものです。

黒井城方面
 北に黒井城がみわたせ、
八上城方面
 南に八上城がみわたせる。まさに両勢力を分断できる理想的な場所です。
 
 (何か現在に似ていますよねエ。アメリカと日本の同盟がゆるんでいる中をうまく分断させようと策を弄する中国やロシアが尖閣列島や北方4島で動き回るがごとく。)

 この居城跡を目指して追手神社に集合。この神社は国道176号鐘ケ坂トンネル手前1キロ付近を北側へ少し入ったところ。

日本一のモミの木
 そこには日本一のモミの木(県の郷土記念物)があり、
夫婦イチョウ
 仲良く並んでいる夫婦イチョウがすっくと立っている。

 10時半その神社を出発し、追入集落の途中から登山道へ。きつい、きびしい坂道を休み、休み上ること1時間余り。

鬼のかけ橋
 鬼の懸け橋に到着。源 頼光の京都大江山の鬼退治に由来する伝説が伝えられている。
 この地は山陰と京都をつなぐ交通の要所であったことを証明している。

 この場所から少し上ったところが金山城址。12時前に到着。早速昼食。

 ここで思いがけないことが1つ。かって、中学、高校の同級生がこの行事に参加しているではないか。
 お互い良く似ているなあと思いながら、こんな場所でまさかと思いつつ。互いに思い出話で花が咲いた。
 行きつくところはお互い健康に気をつけよう。

 昼食後、しばらく休憩をとって(休憩中ビンゴーゲーム。おじさん7番目にビンゴー)下山

ヒノキ美林
 途中、ヒノキの美林が現れ、

混合林の植栽現場
 混合林の植栽現場。植林のための道路がすでに設置されており、その道を通って下山。

 さすが、この地域は大山振興会の活動が活発で、財産区を構成している。
 混合林の植栽も国の補助を得て実施されているようです。

大乗寺山門
 最後に大乗寺の山門。中には仁王様が鎮座ましましている。この山門を通過して元の追手神社へ。
 午後2時過ぎ下山完了。

 主催者の皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました。

 いつの日かお互い山上からのろしを上げ確認し合えるようなイベントができればなあ。
 
 農家のおじさんは忙しい。明日は生産組合協議会による姫路方面への研修旅行。
 その結果はまたの機会に。おやすみなさい。
 

防災訓練

訓練会場
 まちづくり協議会で防災訓練を実施するのは4回目だそうです。聞くところによると、熱心に取り組んでいる街づくり協議会として県から表彰を受けるそうです。励みになりますよねエ。

 訓練のプログラムとしては、この会場へ到着する前にも訓練は始まっています。
 7時50分今日の訓練参加者が集合。各戸の安否確認。名簿に従って一戸、一戸確認。要援護者についても一人、一人安否確認を行う。
 会場近くまで乗用車で乗り付けたが、(本番では徒歩で行かなければならない場合もある。)

避難訓練
 駐車場所からは負傷者搬送訓練。一人の想定負傷者を竹と毛布で臨時に作ったタンカで会場まで搬送。
 約500mの距離で、4人で搬送するのですが、これが大変。順次交代で無事会場へ。

 訓練の中心には2つの事項が設定されていました。
防災マップづくり
 1つは防災マップづくりです。危険要因、危険要因を排除できる要因をそれぞれ地図に表し、地域の実情をみんなで確認する作業です。

 我が集落は、山(高城山)の北斜面のふもとに位置し、かっては非常に安全な地域でした。大きな河川からも数百m距離が離れており、風水害も少なく(田畑は水害にあっても人家に影響を及ぼすことは非常に少なかった。)

 ところが、昭和40年代以降、里山の整備に全く力がそそがれず、荒れ放題なるがゆえに、砂防上の問題が大きな危険要因として注目しなければならなくなっってきた。

 先人が安全な場所として選んできた場所が逆に危険個所となってしまっています。最近山からの水で、床下浸水を受けられたお家も発生してきている。

 このようなことを注目、確認できるのも防災マップ作製の成果かと思います。

ヘリも参加
 そして、もう1つは防災ヘリの登場。

 林野火災を想定しての消防団の訓練に、空からの消火援助。
 過疎化の著しい地域で、消防団の活躍はあるとはいえ、おのずから限界が。
 ならば、近代的な機会に頼らざるを得ない。
 
 そこへヘリの登場。しかし、燃え広がってしまうと、・・・・。
 火を出さないこと。初期消火に努めること。身を持って実感。

 午前中でしたが、貴重な体験。何よりもなさなければならないのは、隣近所の連携、地域の連携この大切さを改めて感じました。

 今日はこれから篠山市大山地区で行われる登山のイベントに参加してきます。
 登山しようとする山は「金山」戦国の世、明智光秀が高城山の波多野秀治を攻めた居城のあとです。
 一度登ってみたかった山。出かけてきます。

別の収穫

秋の収穫
 ああ、びっくりしました。黒豆畑の隅に植えていたサツマイモ。忙しさにかまけて収穫を遅らせた結果が御覧のとおり。1本の株から数個の芋。それも丸々と太った芋ばかり。

 植えた株が30株以上。100個以上の大きな芋が収穫される。どうすればよいのか?
 一家族だけではとても食べられる量ではない。困りました。

晴れても曇り
 ともろで、今日の天気。晴れのはずなのに薄暗い。太陽もその光をうっすらとしか表していない。

 あ、そうか。黄砂の影響で、光がさえぎられているのか。

 黄砂と同じように、わが国日の本も中国という黄砂がその光をさえぎってしまっている。
 日の本よ。中国の黄砂を乗り越え、新たな光を放て。そして世界に輝け。

 実は今日午前中地区の防災訓練が行われました。
 この様子は明日朝にお届けします。

朝方は雨

 何時頃から降りだしたのか、朝は雨。久しぶりに地面に水が浮いている。
 朝から頑張らなくてはと思っていましたが、農家のおじさん泣く子と雨には勝てません。

 まあ、この程度の雨であれば、・・・。
 午前中は、臨時休養の予定を組んでいましたが、みるみる天気は回復。

 これだと午後は農作業に黒豆畑へ行けるではないか。(内心午後も休養をかましたれと思っていましたが。)
 まあ、正月が来るまではしょうがないか。

 ところで、世の中騒がしいのう。情報が流失したの、管理が十分でないのと。
 このような便利な時代、情報などというものは簡単に流れてしまうもの。ちょっと気を許せばあっという間に流れてしまう。だから管理が大変なのよ。

 システムもそうだが、一番大事なのはアナログ人間の意識かもしれませんが、人間なんだと思います。
 人間の強い意志さえあれば・・・。

 人間の気がゆるむと、全てがゆるんでしまいます。

 組織も同じことだと思います。

 上に立つものが、緊張感を持って対応しないことには、全てがうまく回転しなくなります。

 新たな体制に移行したときはなおさらです。
 
 まあ、いずれにしてもよろしくやってください。
 といっても、農業改革だけはおろそかになされるなよ。

 百姓一揆の恐ろしさを身を持って感じなければならない時が来るかもしれませんよ。

 今回の政権移行もある意味百姓一揆の表れかもしてません。

 というような偉そうなことを言っても、百姓は一番弱い集団です。
 時の政権にうまく利用される最も弱い集団です。

 TPPの被害を受けないようよろしくお願いしますよ。(今までTTPと表現していましたお詫びします。)

 一生懸命国民の食糧を生産し、国土を災害から守っていきます。

絶好の黒豆日和

 昨夜から底冷え状態。寒い、寒いとテレビを見ながらも首をすくめて、手をポケットへ突っ込んでいました。

 朝起きてみると、は、は、は、初霜。初霜がふっていました。寒いはずです。
 霜がふり、空気が乾燥して湿度がさがり、風が吹く。これが黒豆にとって最高の気候なのですが、
 今日はそれに近い黒豆日和。

 午前中は雑務があり、田んぼへ出られませんでしたが、昼食後の1時意を決して出掛けました。

 約100mの畝が20本 一畝あたり約200本の豆の木を1本、1本葉とその軸を落としていく。
 まだ、3分の2が落とせる状況にはなく、点検をしながら作業を進めていきます。

 どうにか10分の1の2本を見て回り、落とせるものは落としました。
 しかし、気の遠くなるような作業量。
 
 明日は朝からまた頑張ろう。

 

登場まであと15日

今年の太郎
 今日は風もなく比較的穏やかな天気。

 いよいよ、丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」の登場に向け、作業を開始。
 全ての豆の木から葉が落ちている状況ではないが、黄色くなっている葉とその軸を整理してみた。
 まだまだ、完熟状態ではないが、もう1週間もすればかなりの黄色を増し、さやの色も茶色くなっていく。

 そうなると、乾燥・脱粒の開始です。
 だいたい2週間後には今年度最初の黒豆「高城太郎」が登場することとなります。

 もうすでにあちこちから予約の申し込みをいただいています。
 収穫量の多くはJAに出荷することとなりますが、ファンの皆さんにも直接お送りさせていただければと思っています。

 JAへ出荷するとただ単に丹波篠山黒大豆となってしまいますが、直接お送りできれば丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」としてお渡しすることができます。
 農家のおじさんの味を楽しんでいただけます。

 さあ、明日もがんばりますか。ではおやすみなさい。

若返りの肩に痛みが再び

 通称「40肩」、「50肩」といわれる肩の痛み。

 61歳を経過した農家のおじさん、なぜか「50肩」になってしまいました。
 この寒さで、少し悪化し、眠っていても痛い状況になりました。

 おじさんたまらず、西洋医学の世界、今年リニューアルなったささやま医療センターの整形外科へ出掛けて行きました。

 全くの初診で、手続きを要しましたが、親切丁寧に指導をいただき、受付から約1時間で全てを完了していただき、帰路につきました。

 篠山市が30億円を拠出して新設なった医療センター、立派な病院となりました。

 先生から「どういう症状ですか。いつ頃からですか。」と質問。
 「6月ごろから少し痛くなって、3カ月ほど前から痛みがとれません。50肩だと思うのですが。」

 先生から「なぜ50肩だと思うのですか。」
 答えて「40代後半で40肩になってしまいました。しばらくして直ったのですが、今また同じ症状です。」

 早速レントゲン室へ
 看護師さんから「50番窓口まで行ってレントゲンを撮ってください。

 レントゲンを撮ってもらって再び診察。「骨に問題はありません。治療の方法としては注射による方法と薬による方法で様子を見る方法がありますが、どうしますか。」

 答えて「注射は大の苦手です。まずは薬にしてください。」
 先生は「わかりました。飲み薬と塗り薬を処方しておきます。」

 「ありがとうございました。」
 というような調子で診療を終了し、帰ってきました。

 夏の影響が少し出てきましたかな。ア、ハ、ハ、ハ・・・・・・。

民家

民家の特徴
 立山インターで高速を降り、地道を走っていると、どのお家を見ても立山連峰の風雪を防御するための生垣が高々とそびえていました。
 この生垣の管理がことのほか大変らしい。そうですよねエ7mも、8mもあるスギなどの木をどうして管理して行くのか?
 親戚のお父さんによると、低い木はどうにか自分で管理できるが、背丈の高い木は登るのが大変で、人に頼んでも相当費用がかかる。この際切ってしまいたいと思うのだがと。

 何事も古いものを維持しようとすれば、大変ですねえ。厳しい気象条件の中では必要不可欠なものだし。

 これから高齢化が益々増していくと、本当に大変ですねえ。

 世の中全てがこのとおりですよねエ。
 農業だってそうですよ。

 本気で、自給率を向上させるつもりならそれなりの手立てをとらんかい。
 TTPか何かは知らんが、農業を食糧維持だけの目的で維持することのみを考えていると、日本国土の全てが崩壊の方向へ進み、人の心も同じ運命をたどってしまいますよ。

 今世の中では景観だなんだとほだいているが、ふるさとの景観を維持しようとすれば、並大抵の努力が必要なことを肝に銘じてほしい。それを1人の人間に委ねてしまう試みなどくそくらエです。

 それなりの腹を据えてかかれよ。
 人も金も全てが必要だということを・・・・・・。

 

今年の雪

立山1
 10月の忙しい時期が済んだら富山へ出掛けよう。
 おばさんと相談していたおじさんは、朝9時過ぎ、富山へ向かって篠山を出発しました。
 舞鶴自動車道を小浜まで、小浜から地道を敦賀まで。
 敦賀からは北陸自動車道を富山へ。

 小浜までは、不慣れな長距離運転のため、ゆっくり、慎重に進んだ。途中小浜で休憩、北陸自動車道へ入ってまた休憩、富山へ入って砺波で休憩。遅い食事をすませて、さあこれからどうするか。


 砺波サービスエリアで宿泊所の情報を得て、庄川温泉でその日は宿泊することとしました。

庄川温泉1
庄川温泉2
 宿泊したホテルの名前が「ゆめつづり」。なかなか夢のような旅館(料理満点、部屋満点、風呂満点、サービスOK)でしたが、残念なのが1つだけ。

 部屋が乾燥しすぎて、風邪をひいていたことも影響していると思われるが、咳が出る出る、咳が出る。
 一晩中悩まされました。

 しかし、さすが農家のおじさん、美味しい朝食バイキングにご満悦。(ただの食いしん坊だけ?。)

 午前8時30分宿泊地を出発。砺波から立山まで北陸自動車道。そこからは、ナビを頼りに。

立山2
 途中、立山連峰の美しいこと、美しいこと。当然山々は雪景色。素晴らしい山々に出合ってきました。
 先方さんの方では、おまちかねいただき、わざわざ立山インターまでお迎えをいただいたらしく、行き違いとなってしまい大変恐縮してしまいました。
 
 久しぶりの出会いであるため、話も弾み、12時過ぎまでお邪魔をしてしまいました。お昼をいただいて退散させていただきました。本当にありがとうございました。

 帰りがまた大変。できれば足元の明るい内に、とおじさん、おばさん交代で運転。色々なサービスステーションでトイレ休憩や目覚ましタイム、コーヒータイム等。途中名神多賀サービスエリアではリニューアル完成間近の状況を見てきました。販売所も大きく、多くのものが売られていました。

 午後6時自宅に到着。富山を出るときおじさんとおばさんは名神経由で帰るか、舞鶴線経由で帰るかのいざこざがありましたが、結局ナビに従おうとの結論で名神経由で帰宅。(1時間程度早く帰れたかのう。)

 どうも、おじさんとおばさんの旅は突発的に決定されるようで、今度はどこへ出掛けるやら。

 ところで、初めての土日の高速道路を体験。富山から篠山まで、2,000円と少し。ナビでは9,000円強を表示しているにも関わらず、有難いことです。

 ということで、ブログも2日ほど休憩。申し訳ありませんでした。

久々の京都

 久々の京都。といっても何する時間もなく、いつもお世話になっている高雄方面へ出掛けるのみ。

 11時まえ、到着。受付を済ませ、「○○さん」の声で検査室へ。血液検査と尿検査検査のための作業が終われば、後は午後の診察まで休憩。

 そうです。検査のため朝からは何も食べてないんです。
 食欲を満たすために再び四条方面へ。
 ハンバーグと野菜食べ放題、そして少しの?スープ。

 満腹感を味わい再び高雄方面へ。受付で30分程度爆睡。再び「○○さん」の声で診察室へ。

 先生から「もう少し努力しなければ」との声をいただき、薬をいただき帰途へ。

 帰り道、いつものように有名な豆腐屋さんで、豆腐等を買い求めてと思っていましたが、店先へ行ってみると「休日」の看板。残念。
 仕方なく、まっしぐらに帰宅。
(昨日の報告終わり)

 さて、今日3時ごろ目覚め、いつものようにパソコンへ。
 ブログの訪問者のページから、それぞれの記事を拝見。
 
 びっくり、慌てました。「仕事とゴルフと遊び繋がりで・・・」さんの「突然!ぶらり丹波篠山」を拝見。
 農家のおじさん@篠山の場所が分からなかったと残念がっていただいた。

 おじさんも是非お越しいただきたかったとその日風邪をひき体調を壊したことが残念でなりません。
 農家のおじさんの直売所の最終日でもあったことから大々的にのぼり旗でPRをしていればお出会いできたかもしれないと残念でなりません。

 来年は何か目につく方法を考えたいとおもいます。懲りずによろしくお願いいたします。
 来年はもっと、もっと、もっと頑張りたいと思います。
 美味しい黒枝豆「弓月」を提供します。

丹波篠山霧の海

寒い朝
 寒い、寒い。掛け布団に毛布を1枚追加したにもかかわらず、足の方から寒さが伝わり、おもわず目が覚めてしまいました。午前6時。
 いよいよ、丹波篠山八上上にも冬のきざしが見えてきました。あたり一面霧の中。これが丹波篠山の深い秋の象徴です。

黒豆は
 この霧、この寒さが、そうです。日本一の黒豆を育てるのです。
 今日の日まで、つついっぱい大きくなった黒豆の若いさやがこの寒さや霧の洗礼を受け、黒いダイヤに変身するのです。
 この寒さがなければと、農家のおじさんたちは耐えるのです。

すき込まれた土
 黒豆にはもう一つ大切なものがあります。
 もうすでに来年の準備に入られた方もおられますが、すき込まれた土は霜柱や雪の力を借りて作付けに最も適した土壌となります。
 そのためには色々な肥料を投入する必要があります。何よりも大切なのは堆肥だとおじさんは思っています。
 おじさんは近くの畜産農家から堆肥を買い求め、1,000㎡当たり2トン以上の堆肥を投入することとしています。

 この堆肥が土壌内の微生物を繁殖させ、食物の健全な成長に作用するのです。
 これが、自然の力を借りた農業だと思います。

 農家のおじさんは、これから黒豆の収穫に力を注ぎ、その仕事が終わるとまた、来年の豆作りへと準備を進めます。
 皆さん方お一人お一人の笑顔を思い浮かべながら。
 来年も必ず丹波篠山八上上を訪れていただけることを確信しながら。

 今日はまた、月に一度の京都詣でに出かけてきます。
 このように素晴らしい日々を送れるのも皆さん方のおかげであり、ブログを続けられるのも皆さんあってのことです。厚かましいお願いですが、皆さん方の力強い応援、拍手(ポチッ)をいただければ幸いです。
 今後ともよろしくお願いします。 

つわものどもの夢のあと

兵どものゆめのあと
 今日は一日中跡片づけ。天気も良く、少し肌寒いように感じましたが、仕事の方ははかどりました。
 その大部分を黒枝豆狩りによりお持ち帰りいただいたり、黒枝豆としてお買い求めていただいたり、全国へ発送させていただいた跡がくっきりと残っていました。

 しかし、一部残っているのは、少しさやの数が少なく、枝豆として加工しにくいものを残したものです。
 ブランドを維持するためにはそういった心配りも必要で、今後は黒豆として育てていきます。

 では、黒枝豆の出荷が目標よりも少なかったのかというと、そうではなく、もう1つの黒豆畑から一部を黒枝豆として出荷しました。
まだまだこれから
 しかし、安心ください。まだまだ黒豆畑はうっそうと茂っています。
 まだまだ緑を保っています。これからまだ黒豆の実はふくらみそうな勢いです。

 ひょっとしたらピンポン球のような黒豆ができるかも(そんな豆ありますかいな!!)。
 しかし、今年の黒豆はどのようになるのか予測がつきません。

 11月の20日ごろになると、様子が見えてくると思いますが、もうどうすることもできません。
 運を天に任せるだけです。

 天は努力したものを必ず見捨てることはしないはずです。天を信じて成果を待ち望んでいきます。

 そして、ファンの皆さんに丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」を正月用の黒豆としてお届けしたいと思います。
 いや、必ずお届けします。ご期待ください。

最終日

どや
 10月5日黒枝豆の販売解禁以来約1カ月。黒枝豆「弓月」をご愛顧いただきましてありがとうございました。

 今年もたくさんの方に訪れていただき、黒枝豆狩りをしていただきました。たくさんの方にお買い求めいただきました。
 今年は、北は北海道から南は沖縄まで日本全国へ配達をさせていただきました。
 そして、何よりもマルシェdeソリオで他流試合に挑戦することができ、色々なことを学ばせていただきました。

 黒豆のさやも段々と黄色味を帯びてきており、あおいさやを探すのに苦労するようになってきました。
 まだまだ大丈夫という声をいただきながらですが、本日で黒枝豆「弓月」の切り出しを終了させていただきます。 本当にありがとうございました。

 これからは、寒風にさらされながらも更に成長を続け、丹波篠山八上上産黒豆「高城太郎」として皆さんの前にお目見えします。
 12月初めから本格的な出荷となり、お正月のおせち料理の一部に加えられます。おせち料理にとっては欠かせないののとなります。

 農家のおじさんも正月を迎えるまで、黒豆とともにすごします。正月が過ぎると今度は23年の黒豆作りに挑戦して行きます。
 どうか、末永く丹波篠山八上上産黒枝豆「弓月」と黒豆「高城太郎」をよろしくお願いします。
 

篠山ではこんなことが・・・

 驚きました。びっくりしました。感心しました。

 今日の神戸新聞の記事から。

篠山の魅力国内外注目
 TV「水戸黄門」ロケ里見光太郎さんら。
 撮影監督が街並みを気に入ったことからロケが実現。
 1月10日放送予定で、台本には「栗ご飯美味しい。黒豆がおいしい。」というセリフが盛り込まれている。

 黄門さん役の里見さんは「篠山の黒枝豆は家族そろって大好き。撮影の合間に買いに行った。篠山のように徳川綱吉時代の芝居が撮影できる場所は貴重。文化保存のお意味からもずっと残してほしい。」と語られています。

 もう一つ。
 韓国・国営TVが城東小学校(我が集落の子供たちも通学)に。

 地域循環型経済への関心が高まっている韓国のMBCが県内産の食材を給食に取り入れる兵庫県の地産地消や食いくに注目。

 同小ではサツマイモと黒枝豆を使った「きんつば」づくりを取材。

 「特産品を愛する気持ちが幼いころから培われている。」と、地産地消の浸透ぶりに感心していたと結ばれている。

 嬉しいですねえ。「どや、どや、どや」と叫びたくなる気持ちですねえ。

 農家のおじさん、昨日は風邪でダウン。一日中大変でした。お医者さんへ出向き、注射と飲み薬。

 一晩寝ると、少し良くなったところです。今日は2~3のお客さんも予定されており、まだまだひと踏ん張り。
 素晴らしい記事に接して、力百倍。がんばるぞ、がんばるぞ。

今日の神戸新聞から

 7日開催される兵庫県高校駅伝大会を前に、選手に気持ち良く走ってもらおうとコースとなる市道のゴミを回収し、枯れ葉などを住民の手で取り除いた。この地域では毎年実施されているようです。

 選手の皆さん、駅伝大会関係者の皆さん、応援団の皆さん。
 これらの人々の見守りの中で競技は行われているのですよ。

 去年も皆さんに呼びかけました。駅伝のコースは皆さん方にとっては道場。
 駅伝を走るに当たって、皆さんの手でコースを整える試みをやってみませんか。

 篠山市では味まつりの開催に際し、今年初めて前日のイベントとして会場周辺の清掃をみんなでやられた。協力者を募集して実施されたと聞きます。

 こういった試みが色々な機会に行われればと思います。

 農家のおじさんたちが農業を行えるのも、きれいな水・空気そして環境がなくてはならない要素です。

 皆さん方の協力をよろしくお願いします。

 昨日は10月の最終日。今日からは11月。10月末で終わりと思っていた黒枝豆は今年はなぜか緑色のさやがたくさん見受けられます。

 3日の日にも少し都合をしてほしいとの要請を受け、段取りをする予定です。
 天候の異変とは大きいものですねえ。どういう風に現象として現れるか実に不思議です。



 
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Author:hisashi.sasa96
どうも。
農家のおじさん@篠山です。
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