
この山城は、明智光秀が織田信長の命を受け丹波攻めを実施したとき、黒井城と八上城を分断し、両国の同盟を弱体化させるために居城したものです。

北に黒井城がみわたせ、

南に八上城がみわたせる。まさに両勢力を分断できる理想的な場所です。
(何か現在に似ていますよねエ。アメリカと日本の同盟がゆるんでいる中をうまく分断させようと策を弄する中国やロシアが尖閣列島や北方4島で動き回るがごとく。)
この居城跡を目指して追手神社に集合。この神社は国道176号鐘ケ坂トンネル手前1キロ付近を北側へ少し入ったところ。

そこには日本一のモミの木(県の郷土記念物)があり、

仲良く並んでいる夫婦イチョウがすっくと立っている。
10時半その神社を出発し、追入集落の途中から登山道へ。きつい、きびしい坂道を休み、休み上ること1時間余り。

鬼の懸け橋に到着。源 頼光の京都大江山の鬼退治に由来する伝説が伝えられている。
この地は山陰と京都をつなぐ交通の要所であったことを証明している。
この場所から少し上ったところが金山城址。12時前に到着。早速昼食。
ここで思いがけないことが1つ。かって、中学、高校の同級生がこの行事に参加しているではないか。
お互い良く似ているなあと思いながら、こんな場所でまさかと思いつつ。互いに思い出話で花が咲いた。
行きつくところはお互い健康に気をつけよう。
昼食後、しばらく休憩をとって(休憩中ビンゴーゲーム。おじさん7番目にビンゴー)下山

途中、ヒノキの美林が現れ、

混合林の植栽現場。植林のための道路がすでに設置されており、その道を通って下山。
さすが、この地域は大山振興会の活動が活発で、財産区を構成している。
混合林の植栽も国の補助を得て実施されているようです。

最後に大乗寺の山門。中には仁王様が鎮座ましましている。この山門を通過して元の追手神社へ。
午後2時過ぎ下山完了。
主催者の皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました。
いつの日かお互い山上からのろしを上げ確認し合えるようなイベントができればなあ。
農家のおじさんは忙しい。明日は生産組合協議会による姫路方面への研修旅行。
その結果はまたの機会に。おやすみなさい。